千葉12区 衆議院議員 ちゅうご あつし

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[2012.05.11]

消費増税法案の審議入りを終え

今週火・木・金と3日間に渡り、衆議院本会議で「社会保障と税の一体改革関連法案」の趣旨説明と質疑が行われ、審議がスタートし……

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消費増税法案の審議入りを終え

[2012.05.11]

今週火・木・金と3日間に渡り、衆議院本会議で「社会保障と税の一体改革関連法案」の趣旨説明と質疑が行われ、審議がスタートしました。

火曜日は年金制度改革関連2法案
木曜日は子ども・子育て支援新システム関連3法案
そして今日は消費増税関連2法案
の計7法案について、各日3時間ずつ計9時間の質疑が終わり、来週以降、特別委員会での審議が行われる予定です。

質問と野田総理の答弁を聞いていて、改めて実感するのは、すでに民主党政権は政権交代前の自公政権となんら変わらない政権になってしまったということです。

おそらく、政権交代が起こらなくても、年金法案も総合こども園法案も消費増税法案も、自公政権が同じタイミングで法案提出していたのではないかと推察されるほど、自公政権の延長線上に乗った法案になっています。
すなわち、自公政権当時の既得権益を温存したまま、官僚機構が完全に野田内閣と民主党政権を掌握したことを証明するような事態です。

そして野田総理はこれらの法案の成立に政治生命をかけると言っています。
私からみると、官僚機構とそれを取り巻く既得権に対する完全なる敗北宣言に聞こえます。
答弁を聞いていても、以前真っ向から否定していた官僚答弁そのもののように聞こえます。

私たちはこの路線のままでは持続不可能だと訴えて政権交代を実現したはずです。
現在の既得権益に大きく切り込んで、新しい仕組みに切り替えることに全力を尽くさなければ、増税しても増収分は既得権益に飲み込まれてしまい、多くの日本人、特に地方に住む人たちの生活は苦しくなるばかりだと主張していたはずです。
特別会計にも独立行政法人にも天下りにも公務員制度改革にも地域主権改革にも、並べたらきりがありませんが、ほとんどメスを入れられないまま、消費増税には頭が地面に付きそうなほど前のめりに進めようとしています。

野田総理は政権交代後の改革の実績を並べますが、大変失礼ながら、おそらく自公政権であっても切り込めた程度(もしかしたら自公政権の方が更に切り込んでいた可能性の方が高いと私は思います)の改革であって、大きな既得権益は残念ながらしっかり温存されたままです。

今日の自民党の野田毅議員の質問と野田総理の答弁を聞いていても、両党の目指すところの何が違うのかさっぱり分からないどころか、全く同じ方向を目指していると感じました。
政権交代時には明確に違ったはずなのですが、今は同じで、変わったのは明らかに民主党側です。

更にいえば、この方向は小泉政権からの自民党の方向であり、小泉政権前の民主党の方向で、新自由主義に代表される都市型経済保守(私は保守とは認めたくありませんが...)の考え方です。

小泉政権後の民主党は、小沢代表就任以降、政党としての方向を大きく切り替え、地方型政党に変わりましたが、鳩山総理・小沢幹事長退陣以降、政権交代時の方向や国民との約束はすっかり忘れ、もともとの民主党の方向に突き進んでいます。

なぜこのような事態になったのか。
やはり今の日本を立て直すには政治がしっかりと国民の民意を反映しなければなりませんし、そのためには政党がどこを目指しているのかはっきり示したうえで選挙を行う必要があります。
でなければ選挙で国の方向を選べるはずがありません。
選挙なのに選べないのは国民主権と民主主義が機能していない状態です。
国会が混乱するのも当たり前です。

そして、そのためには同じ方向を向いている国会議員同士が、その理念・方向のもとに集まり、政界再編するしかないと思います。

私は資本主義・自由主義を前提とした地方型の国家保守を目指しています。
日本の歴史や文化・伝統を国家の力の源泉として、温故知新で現在に活かす道こそ、厳しい国際競争の中で日本人が誇りをもって進める道だと信じています。

一期生にはとても高いハードルですが、そういった同志が結集し、若くて新しい流れを生み出せるよう力を尽くすのことが、私の使命と信じ、これからの国会活動を行っていきたいと改めて実感した本会議でした。






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